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血糖値が上がりにくいことで知られるココナッツシュガーとは?栄養成分や効能まとめ


GI値が高いと脂肪蓄積を促すホルモンがたくさん分泌されること、ご存知でしたか?
低GIのココナッツシュガーできれいで健康な体を作ろう!

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「ココナッツオイル」の名前を聞いたことがある方はきっと多いはず。
最近、美容に関心のある女性に特に人気のアイテムがココナッツオイルです。
「食べて良し、塗って良し」のココナッツオイルは、アイチエイジングやダイエットの強い味方です。

では、「ココナッツシュガー」についてはご存じでしょうか?
今回は万能フード・ココナッツシュガーについてご紹介します!

◎ココナッツシュガーとは



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ココナッツシュガーは、ヤシ科のココヤシの花序(花に近い茎の部分)や樹液からとれる砂糖のことです。
ヤシからとれる砂糖には「パームシュガー」もありますが、パームシュガーはココヤシではなくナツメヤシの花と樹液からとれる砂糖を指します。

1本のココヤシからは、1日当たりおよそ1~1.5リットルの蜜(ココナッツハニー)がとれるといわれています。
この蜜を精製すると茶色の砂糖、ココナッツシュガーができあがります。

【ココナッツシュガーの特徴その1】GI値が低い

ココナッツシュガーの魅力の1つは「GI値(グリセミック・インデックス)」と呼ばれる値が他の食品に比べて低いことです。
GI値とは一体何なのでしょうか?
まずはGI値についてご説明します。

◎GI値(グリセミック・インデックス)とは

食品を摂取すると、血糖値が上がります。
そのはたらき自体は普通の反応ですが、問題はその上がり方。
血糖値の急上昇、または血糖値の急上昇と急降下を繰り返すと、美容や健康に悪影響が出るリスクが高まるといわれています。
血糖値の急激な上昇は、脂肪蓄積を促すホルモンとして有名なインシュリンが過剰分泌されるなど、美容と健康には大敵ですね。

しかし、血糖値が急上昇しやすい食品は見た目ではなかなか分かりにくいものです。

そこで登場するのがGI値。
GI値は、食品摂取後に血糖値が上昇する速度を数値化したものです。
ブドウ糖を摂取した場合のGI値を100としています。

◎ココナッツシュガーと他の糖類とのGI値比較!

気になるココナッツシュガーのGI値は35。
それでは、他の糖類のGI値はどのくらいなのでしょうか。

【主な糖類のGI値】

上白糖…109
黒砂糖…99
ハチミツ…85
メープルシロップ…73

どの糖類もGI値は70を超えています。
ココナッツシュガーのGI値の低さは他の糖類と比較すると一目瞭然ですよね!

糖類以外の食品の中にも、GI値が高い食品はたくさんあります。
例えばジャガイモのGI値は83、ニンジンのGI値は70です。

GI値が低い食品はゆっくりと体内に吸収されるため、腹持ちが良くなるといわれています。
健康やダイエットを考えている方は、GI値が高い食品ばかりを摂取するのではなく、
ココナッツシュガーのようなGI値が低い食品(GI値60以下)を適度に摂取すると良いでしょう。

【ココナッツシュガーの特徴その2】栄養成分が豊富

ココナッツシュガーは栄養成分を豊富に含みます。
ココナッツシュガーに含まれる栄養成分を3つご紹介します♪

【1】ミネラル

ココナッツシュガーはミネラルが豊富です。
黒糖と比較して約26倍の塩素、約20倍のナトリウム、約15倍のカリウム、約4倍のマグネシウムなどを含んでいます。
人は汗によって水分と一緒にミネラルも失っているといわれています。
失ったミネラルは体内で作ることができないため、食品から摂取するしかありません。
汗をかきやすい夏や運動の後などは、ミネラルをしっかりと補給する必要があります。

【2】アミノ酸

ココナッツシュガーは、人間に必要な20種類のアミノ酸のうち、16種類をバランス良く含んでいます。
アミノ酸はうま味の元になる成分のため、料理に使用するとうま味を引き出せるかもしれません。
コーヒーや紅茶に入れるのもおすすめです。

【3】ビタミンB群(12種類)

体内に蓄えることができないビタミンB群は、食事によって定期的に摂取する必要があります。
ココナッツシュガーには12種類のビタミンBがバランス良く配合されているため、効率良く摂取できるでしょう。
なお、精製された白砂糖にはビタミンB群は含まれていません。
いつもは料理に白砂糖を使っている方やコーヒー・紅茶に白砂糖を入れている方は、ぜひ白砂糖からココナッツシュガーに替えてみてください。
日常的にビタミンB群を摂取できるはずです。

◎おわりに

今回はココナッツシュガーの栄養成分や効能についてご紹介しました。
ココナッツシュガーは、健康志向の方はもちろん、小さなお子さんや年配の方にもおすすめできる食品です。
料理などに使う砂糖をココナッツシュガーに変え、ココナッツシュガーに含まれる栄養素を日頃から少しずつ体にとり入れていきましょう。


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