キヌアの食べ方とおすすめレシピ

キヌアは白米に混ぜたりサラダやスープに混ぜたりと、様々な食べ方があります。
本日はお勧めのキヌアサラダをご紹介します！

◎キヌアの栄養素とは？

南米のアンデス地方原産の穀物「キヌア」は、米やそのほかの雑穀に比べて、タンパク質が多く含まれています。
※白米の約２倍
また、量が多いだけではなく、そのタンパク質には9つの必須アミノ酸のすべてがバランス良く含まれています。

必須アミノ酸は、体内では作ることができず、体外から摂取する必要があるため、９種類のすべてがそろったキヌアはとても栄養バランスがよく、人々に好まれる理由の一つとなっています。
さらに、食物繊維やカルシウム、ミネラル、鉄、カリウム、リンなどの豊富な栄養素が含まれた【スーパー食材】です。

◎キヌアの触感や調理方法

完全食品といわれる「キヌア」ですが、日本ではまだマイナーな食材であり馴染みがなく、食べ方がわからないという方も少なくありません。
触感は穀物とよく似ているため、基本的な食べ方はお米と同じように炊いて食べるという食べ方です。
見た目は、白や赤色の小さな丸い粒で、雑穀のアワやヒエに似ています。
食感はプチプチとした歯ごたえがあるのですが、白米と同じように、これといったクセのある味はありません。

キヌアは、鍋で茹でることもできますが、お米を炊くように炊飯器で炊くこともできます。
どちらの場合でも、水加減は「キヌア1：水2」が基本です。
実際に食べてみて、ご自分の好みの水加減に調整していくようにしましょう♪
少し土っぽい匂いがしますので、お米を研ぐ要領で、しっかりと研いでから炊くのが、ポイントです！

▼キヌアの炊き方・茹で方はこちらの記事からどうぞ！
→キヌアの炊き方・茹で方

◎キヌアのアレンジレシピ

基本的な炊き方を覚えたら、次はアレンジしてレシピに挑戦してみましょう♪
クセのない味はどんな料理にも合わせやすいのですが、プチプチした食感やモチモチした歯ごたえを特に生かすレシピが、サラダです！

作り方

・キュウリ1本とパプリカ2個をさいの目に切ります。
・茹でたトリ胸肉適宜を食べやすい大きさに、手でさいておきます。
※もっと野菜を摂りたい場合には、ちぎったレタスや角切りにしたトマトを加えましょう。

☆次はドレッシング作りです。
・大きめのボウルに、オリーブオイル大さじ5・レモン汁大さじ1・塩コショウ適量を入れてよく混ぜます。
・ボウルの中に、切った野菜とさいたトリ胸肉、そして炊いたキヌア100gを入れてよく混ぜ、味をなじませたら完成です！
※ドレッシングを市販のものに変えれば、和風や中華風など、さまざまな味を楽しむことができ、レシピの幅も広がります。

◎おわりに

お米が主食の日本人にとってはなじみやすい食材ですので、白米と同じように使えば間違いありません。
カレーや丼ぶりものに使ったり、チャーハンやピラフなど、ご飯の炒め物に使うのもおすすめします。
※土臭さが気になる場合は特にお勧めです！

リゾットとして使うと、おいしい出汁を吸ってカサも増し、少量でもお腹がいっぱいになるボリューム満点の一品です。
他にも前述のすすめレシピであるサラダや、和え物、スープの具としても使うことができます。

食事の主役としても、脇役としても、大活躍するスーパー食材です。
是非皆さん試してみてくださいね＾＾♪