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胃痛などの副作用やアレルギーの危険性はあるの?知っておきたいチアシードの注意点


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副作用やアレルギーの危険性は?知っておきたいチアシードの注意点

中南米発のスーパーフード「チアシード」。
その栄養価の高さや、ダイエット効果への期待から、日本でも多くの有名人が愛用しているといわれています。

しかし、海外産の健康食品やダイエット食品と聞くと、副作用やアレルギーの危険性はあるのか気になるところ。
今回は、知っておきたいチアシードの注意点についてご紹介します!

◎チアシードとは?

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チアシードは、古代マヤ・アステカ時代から中南米で栽培されているシソ科の1種「チア(サルビア・ヒスパニカ)」の種子(シード)です。
栄養価が抜群に高く、カルシウムや食物繊維、マグネシウム、鉄分などおなじみの栄養素が豊富に含まれています。

また、体内で合成することのできない必須アミノ酸9種類の内、チアシードからは8種類を摂取することができます。

さらに、必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸もたくさん含まれています。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2015年版」の発表によると、オメガ3脂肪酸の摂取目安量は、以下の通りです。

[オメガ3脂肪酸の食事基準目安量]

男性(18歳以上)1日 2.0〜2.4g 
女性(18歳以上)1日 1.6〜2.0g

チアシードには10g当たり1.78gのオメガ3脂肪酸が含まれているため、1日に15g摂取すれば1日の必要量を補うことができます。
不足しがちなオメガ3脂肪酸を摂取することにより、生活習慣病の予防やダイエット、美容に良い影響が出るかもしれません。

◎リアシードのリスク?

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栄養の宝庫ともいえるチアシードですが、副作用やアレルギーが気になる方も少なくないでしょう。
しかし、食べ物であれば起こりうるアレルギーを除いては、チアシード自体に副作用などの危険性はありません。

◆カビ毒アフラトキシンのリスクがある?

日本に輸入されたチアシードから、アフラトキシンという毒カビが見つかったことがあります。
摂取すると下痢、嘔吐などの食中毒症状が引き起こされることから、「チアシードは危険だ」というイメージも生まれてしまいました。

しかし、アフラトキシンはナッツ類や種子類、穀物などに発生しやすいカビです。
あくまで管理状態の問題であり、チアシード自体が危険ということではありません。
高温多湿を避け、冷暗所に保管しましょう。

◆アレルギーの可能性

チアシードも植物の1種である以上、アレルギーがないとは言い切れません。
チアシードはシソ科サルビア属の植物の種子であるため、同じシソ科植物であるオレガノ、タイムなどのハーブにアレルギー反応が出る方は注意してください。

◆下痢の症状

「チアシードを食べると下痢をする」という報告がありますが、どういうことなのでしょうか。
チアシードには食物繊維が豊富に含まれているため、便秘に効果を発揮することが知られています。
しかし逆をいえば、摂取しすぎると軟便や下痢などの症状が出る可能性があるということです。

適量は人によって異なると思いますが、自分の体調を見て摂取量を調整しましょう。
一般的には、チアシードの摂取目安量はスプーン1杯(15g)程度だといわれています。

◆食道が詰まる?

チアシードには、水を含むと種子の周りがゼリーのような状態になり、乾燥時の8~14倍に膨れるという特徴があります。
乾燥した状態で摂取すると、体内で水分を吸って予想外の体積に膨張することもあるでしょう。
そのため、「食道が詰まるかも」と心配になる方がいるかもしれません。

もし食道の詰まりが怖いのであれば、チアシードを十分に水でふやかし、5~10分経ってから食べましょう。
基本の摂取量と摂取方法を守っていれば安全です。

◎おわりに

チアシードは、適切な保存をして適切な食べ方をすれば危険な食べ物ではありません。
チアシードを購入する際は、品質が良く衛生管理の行き届いたものを選びましょう!

奇跡の食材といわれるほどのスーパーフード「チアシード」。健康やダイエット、美容のサポート食材として、積極的に生活へ取り入れましょう♪


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