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ブラックチアシードとホワイトチアシード(​サルバチアシード)の栄養価の違いは?


チアシードには黒と白の2種類があることはご存知ですか?
成分の違いや膨張率の違いをご紹介します!

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ブラックチアシードとホワイトチアシードの違い

豊富な栄養素を含み、スーパーフードとも呼ばれているチアシード。
手軽に食生活に取り入れることができるため、海外をはじめ日本でも注目を集めています。

ダイエットや健康面からチアシードを取り入れようと考えている方も多いと思いますが、チアシードにはブラックチアシードとホワイトチアシードの2種類があることをご存じでしょうか?

今回は、ブラックチアシードとホワイトチアシード(サルバチアシード)の栄養価の違いについてご紹介します♪

基本的な違いについて

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チアシードとは、メキシコや中南米で栽培されているシソ科のサルビア・ヒスパニカという植物の種で、古代マヤ時代から食べられてきました。
「水とチアシードがあれば生きていける」といわれるほど栄養価が高く、注目を集めている食材の1つです。

チアシードは大きく分けて「ブラックチアシード」と「ホワイトチアシード」の2種類があります。
色が違うだけで、どちらもゴマを一回り小さくしたような外見をしています。

従来食べられているチアシードはブラックチアシードですが、ブラックチアシードの品種改良が進んだ結果、ホワイトチアシード(別名サルバチアシード)が作られました。
品種改良といっても、無理やり遺伝子操作をしたものではありません。

販売されているブラックチアシードをよく見ると、白いチアシードが少し混ざっていることが分かります。
この白い種子だけを選別して栽培し、10年にも及ぶ月日をかけて白いチアシードだけが取れるように改良したものが、現在手に入れることができるホワイトチアシードです。

◎大きな違いは膨張率?

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一般的に、チアシードは水や牛乳、ヨーグルトなどに浸して食べます。

チアシードは水分を含むと表面が透明のゼリー状の成分で覆われ、膨張する特徴を持っています。
この成分はコンニャクなどにも含まれる「グルコマンナン」と呼ばれるもので、水溶性の食物繊維です。

ブラックチアシードもホワイトチアシードも水分を含むと膨張しますが、その膨張率には大きな違いがあります。

ブラックチアシードが水分を吸収して約10倍に膨張するのに対して、ホワイトチアシードは約14倍にも膨張します。
同じ量を摂取したとしても、ホワイトチアシードの方が「腹持ち」や「満腹感」をより感じることができるでしょう。

◎栄養価にはどのくらいの差がある?

膨張率に大きな違いがあるブラックチアシードとホワイトチアシードですが、栄養価の面ではどのくらいの違いがあるのでしょうか。
ここでは、2つのチアシードの栄養価を比較してご紹介します。

なお、ご紹介する栄養価はあくまで目安です。
必ずぴったりこの量が含まれている、というわけではありません。

【ブラックチアシード(15g)】

・鉄2.5mg
・オメガ3脂肪酸3,100mg
・カルシウム123mg
・食物繊維4.2g
・マグネシウム59mg

【ホワイトチアシード(15g)】

・鉄1.25mg
・オメガ3脂肪酸3,425mg
・カルシウム115.5mg
・食物繊維5.1g
・マグネシウム57mg

商品によっても異なりますが、ホワイトチアシードの方がブラックチアシードよりも「オメガ3脂肪酸」と「食物繊維」の量が多いことが分かります。
オメガ3脂肪酸は体内で作ることができない必須脂肪酸の1つで、食事から摂取する必要がある成分です。

アレルギー症状を緩和させるはたらきや、血液をサラサラにする効果などが期待されています。

一方、鉄やカルシウム、マグネシウムはブラックチアシードに多く含まれています。
自分の体調や摂取する目的に合わせて、ブラックとホワイト、どちらかを選ぶと良いでしょう。

◎おわりに

ブラックチアシードとホワイトチアシード(サルバチアシード)の栄養価の違いについてご紹介しました。
ブラックチアシードと比較して、ホワイトチアシードは膨張率や一部の栄養価が優れていますが、ブラックチアシードの方が含有量の多い栄養分もありました。

1日にスプーン1杯程度のチアシードを毎日取り続けることで、さまざまな効果が期待できます。
無味無臭で手軽に食事に取り入れることができるチアシード。
ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください!


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