低GI食品として認知度が上がってきたココナッツシュガー。
低GIとは何なのか、糖質制限ダイエットとは？
ココナッツシュガーの使い方もご紹介します！

「GI値（グリセミック・インデックス）」とは、ブドウ糖を摂取した場合のGI値を100として、食品摂取後に血糖値が上がる速度を数値にしたものです。
GI値が35のココナッツシュガーは、GI値が低い「低GI食品」です。
他の糖類のGI値を見てみると、白砂糖が109、黒砂糖が99、ハチミツは85、メープルシロップが73であるため、
ココナッツシュガーのGI値の低さは群を抜いていることがわかります。

今回は、砂糖を「低GI食品」に置き換える「糖質制限ダイエット」（低インシュリンダイエット）についてご紹介します!

◎糖質制限ダイエットとは？

糖質制限ダイエットは、3大栄養素「炭水化物」「タンパク質」「脂質」の中から、炭水化物を控えるダイエット方法です。
ここでいう糖質とは、主に炭水化物に含まれるでんぷんを指しています。

炭水化物には、主に糖質と食物繊維の2つが含まれていますが、エネルギーとして消費されるのは糖質の方です。
糖質制限ダイエットでエネルギー源である糖質を制限すると、エネルギーが足りなくなった体が別のエネルギー源を探します。
そのエネルギーというのが、体にたまった脂肪。
糖質制限ダイエットはエネルギー源である糖質を抑えて代わりに脂肪を燃焼させようというダイエット方法なのです。

◎インシュリンと肥満の関係

人間の体は、食事をすると食品に含まれる糖質の影響によって血糖値が上がるようにできています。
それでは、上がってしまった血糖値はどのようにして下がるのでしょうか？

血糖値が上がると、すい臓からインシュリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。
インシュリンは、血中の糖分をエネルギーとして消費し、タンパク質を合成、中性脂肪を形成・貯蔵促進するホルモンです。

「中性脂肪を形成・貯蔵促進」、そうです、インシュリンの分泌は肥満と大きな関わりがあるといわれているのです。

インシュリンが急激、かつ大量に分泌されると肥満の原因になってしまうでしょう。
肥満を防ぐためには、血糖値を急激に上昇させないことも大切といえます。
血糖値を上げる糖質の摂取を適度に控えることは、太りにくい体質作りに役立つのではないでしょうか。
 

◎ココナッツシュガーで糖質制限ダイエット

糖質の摂取を控える糖質制限ダイエットですが、糖質を極端にカットしてしまうと健康的に問題があるともいわれています。
糖質が足りなくなりすぎると、脳が危険を感じて脂肪の燃焼を抑えようとするため、という説があるのです。
完全に糖質を制限してしまうのではなく、いつものお米の量を半分に減らすようにする方が良いかもしれませんね。

また、先ほど血糖値が急激に上昇することも肥満と関係することをご紹介しました。
糖質をとっても良いことがわかっても、肥満と関係があるといわれるとやはり血糖値の急上昇は避けたいものです。

そこでおすすめしたい食品が、血糖値の上昇スピードが緩やかな低GI値食品・ココナッツシュガーです!
GI値が35のココナッツシュガーは、GI値109の白砂糖に比べて血糖値の上昇スピードが約3分の1。
これまで使っていた砂糖をココナッツシュガーに置き換えるだけで、血糖値の急上昇防止に役立つでしょう。

◎ココナッツシュガーのさまざまな使い道

ココナッツシュガーは、料理や飲み物、お菓子作りなど、さまざまなシーンで使うことができます。

【用途1】料理に使う

ココナッツシュガーには、20種類のアミノ酸のうち16種類のアミノ酸がバランスよく含まれています。
アミノ酸はうま味成分のもとともなる成分。料理にぴったりです♪

【用途2】コーヒーや紅茶などの飲み物に混ぜて使う

「コーヒーや紅茶には砂糖を入れないと飲めない！」という方は多いと思います。
いつもは白砂糖やハチミツを入れている方も多いかもしれませんね。
しかし、そのいつもの白砂糖やハチミツをココナッツシュガーに替えることで、血糖値の急上昇を抑えつつコーヒーや紅茶を楽しむことができます。
ココナッツシュガーはクセがなく、どのような飲み物にもマッチするためおすすめです。

【用途3】お菓子作りに使う

お菓子作りの際にアミノ酸を豊富に含むココナッツシュガーを使えば、コクを出したり隠し味として使ったりすることができます。
普段と違う味を楽しみたいときにおすすめです。
 

◎おわりに

今回は砂糖を低GI食品のココナッツシュガーに置き換える糖質制限ダイエットについてご紹介しました。
ココナッツシュガーはクセがなく、料理を始めとしたさまざまなシーンで活躍します。
ココナッツシュガーで糖質を制限・適度に補給しつつ、健康的に糖質制限ダイエットに取り組んでみてはいかがでしょうか。